ブリッジになるまでのおはなし その2

こんにちは、ブリッジ矢口です。

先週にかけてまさに猛暑でしたね。令和初の5月がこんなに暑くなるとは…

そんな夏気候のなか、先日は弊社主催のイベントが開催されました。

17新卒と19新卒。楽しそう。
完全に夏の気候ッッ!!
イベントがひと段落。みんないい顔してますね。

毎年てんやわんやしつつも本気になる顔がいいですね。ご来場いただいた皆様ありがとうございました!

さて、そろそろ本題に参りましょう!前回、ついに会社へ行くことを決意した矢口。

その日の夜は不安と緊張でなかなか眠れませんでした。

色々なことが頭をよぎって、時に涙を流しながらも、自分で言ったことだからと決意を固めながら、ぼんやりとまどろんでいたことは覚えています。

いつの間にか寝ていたのかな?いつもの目覚ましの音で目を覚ましました。

休んでいる間も、実は毎日同じ時間に目覚まし鳴らしていました。通常なら会社に行く時間のために鳴らしていた目覚ましをそのまま。

深い意味はなかったのですが、なんとなく目覚ましを変えずにいたことが、早く復帰したいという気持ちの表れだったのかもしれませんね。今思うと、ですが。

7:00を過ぎたころ、まだ重い体を起こし、家を出る準備を進めました。

着替えながらも、心臓はどきどきしていました。前日までならそのまま家を出れず、泣きながら布団に帰る生活でしたが、この日は、前日にFさんとした約束と、支店のみんなのことを考えて、まず扉を開けました。

そこから、久しぶりに電車に乗りました。久しぶりといっても、5日、6日ぶりくらい?

でも、とても緊張していたのを覚えています。その頃は、人が多いところが本当にダメで、ざわざわした環境とかもダメで、朝の満員電車がかなりつらかったです。

まあ、満員電車はみんな苦手ですよね笑、その苦手だなあって気持ちを、我慢できなくて体にも影響が出ちゃうくらいには、メンタルが弱っていたのだと思います。

それでも、数日ぶりに東京支店の最寄り駅に到着しました。

到着できたんです。

ただそれだけのことですけど、それはすごく大きな一歩でした。

いけない、どうしよう、果てにはもう二度と出社できないのではという思いにまで至っていた当時の自分にとっては、ああ、ちゃんとここまでこれたという気持ちでした。

そこから、会社へ向かう10分程度の道も、20分くらいかけて歩きました。吐き気に襲われ、涙で視界がにじむ。行きたいのに怖い。

結局、会社のすぐ近くまで行ったところで足が止まってしまい、ベンチに座り込んでしまいました。

悔しかったですね。

会社の扉を開けられなかったことが。

何が怖いのか、自分でももうわからないんですけど、とにかく全部が怖い。会社の人と顔を合わすのも、電話の音も、全部。

こわい、どうしよう、いけない。

息が苦しくなるなかで、助けを求めたのが連絡をくれたFさんでした。

会社の近くまで来たけど、そこから動けなくなったと。

そしたら、Fさんは外で座り込んでいる自分のところまで迎えに来てくれて、しばらく話をしてくれました。ほかにも上司の方と話をしたり、落ち着くまで話を聞いてくれました。

数日ぶりに会社の人に会ったけど、今考えるとメイクもしてないし、あんなボロボロな姿でよくいったなあ自分・・・笑

とにもかくにも、こうしてまずは、2時間程度会社に顔を出しました。

そこで救われたのは、会社のみんなが、特別扱いではなく、「おー!久しぶり!」くらいの感じで、すんなりと受け入れてくれたことでした。

変に気を使われるのではなく、久々の出社を嬉しそうに、でもいつも通りに受け入れてくれました。

あんなに迷惑をかけたのに?急に出社しなくなって負担をかけたのに?

申し訳なさと安堵で泣きそうになるのを堪えながら、そのとき、自分がどれほど恵まれているのかと感じました。

さてさて、とっても長くなりましたが、ここまでが矢口が一度挫折し、そして再起を図ったきっかけまでを語ってきました。

ここまで書いていて、会社の人も、社外の方も読んでくれている人もいると聞きました。

こんなつたない文章を読んでいただき、本当にありがとうございます。

そして、こうして発信の機会をもらえたことも、本当にありがとうございます。

ここから、いかにしてブリッジが生まれたのかについて書いていきますので、まだまだお付き合いいただけますと嬉しいです!!